おれ、上重優の実家の裏山にはかみさまがいる。美しくて、人間思いの山神さま、セラだ。
ある日助けてもらってからずっと一緒に楽しく遊んでた。
その神さまが見えるのも、話せるのも優だけで、大人達は不審がって山に行くなと言った。
でも楽しかったからそのまま通い続けた。
だけどある嵐の日、遭難者を助けに行くセラについていくと、男は死にかけていた。
そして手を触れた瞬間に絶命した。
訳がわからず混乱する優に、セラは言ったーーお前は冥王の子なのだ、と。
冥王の子x叔父の天神 の神さまファンタジー。
最後まで性描写がなく匂わせ程度で終わる可能性あり。